急性胃腸炎の病原体を大公開!

急性胃腸炎の場合で、はじめの症状は嘔吐と同時に下痢します。どんな健康な体でも、病気になる可能性もあります。病気の原因となるウイルスや細菌を追い出そうとする働きです。特に下痢止めは使用しても治るまでの期間に変わりはなく、病原体がいつまでも身体に留まってしまうことになるので、脱水に注意して水分補給しながら下痢は止めない方が回復を早めるとのことです。下痢の回数と病気の重症度は無関係と言われ、ウイルス性胃腸炎では一般的に3~4日程度で落ち着くことが多く、長くても1週間ほどのようです。

病原体が付いた手で口に触れることで胃腸炎になる場合もあります。下痢や嘔吐の場合は人が、手洗いをしっかりせずにそのまま他者へ触れ感染する場合や、下痢や嘔吐などで汚染されたおむつやおもちゃなどを処理したあとその手で口に触れることで感染する場合などがあります。また、胃腸炎は、細菌やウイルスで汚染された食べ物や飲料水を摂取することによっても感染します。

急性胃腸炎になる方は日常生活や仕事のストレスと深く関係があります。その原因は、人間はストレスを感じると脳が刺激され、その刺激が自律神経に伝わると胃腸の動きが活発になりますが、この時、胃が必要量以上の胃酸を出してしまうため胃粘膜が荒れてしまいます。そのため、普段であれば問題ない食べ物やアルコールなどを摂取した時に、弱った胃粘膜が破壊され胃腸炎を引き起こしてしまうのです。また、ストレスにさらされると体の免疫力が低下するのも胃腸炎になりやすい原因となります。

ウイルス性急性胃腸炎のご紹介

アデノウイルスは知っていますか?アデノウイルスの大きさが直径75nm~80nmです。 DNA遺伝子をもち、カプシド(正20面体)構造体をもっている小さな球形粒子状のウイルスです。アデノウイルスはライノウイルス等とともに「風邪症候群」を引き起こす原因となる比較的多く見られるウイルスの一種です。アデノウイルス細胞の表面には12本のアンテナ様の突起が見られ、たんぱく質でできた殻状のカプシドに包まれており、たんぱく質と脂質で構成されるエンベロープは保持しておりません。

 

ロタウイルス感染症は、乳幼児をはじめ子どもに数多い急性胃腸炎を発作する感染症で、2〜3月にかけて一番多く発生します。他のウイルス性胃腸炎にくらべて下痢や嘔吐の症状がはげしいことが多く、入院が必要となる小児 急性胃腸炎の原因のうち50%を占めるとされています。成人にも感染しますが、軽症ですんだり発症しなかったりする場合が多いようです。治ったあとの免疫は不完全で、再び感染することもありますが、通常二度目は重症にはなりません。
ノロウイルスは汚染された食品や水を介して感染することがたくさん、冬場に集団発生することもよく見られます。原因となる食品にカキなどの二枚貝があるのですが、カキが旬の時期で生食する機会が増えるのも冬場の発症増加に関連しているかもしれません。ノロウイルスは冬場に多い「感染性胃腸炎」の一種ですが、健康な成人男性なら、幸いにも1~2日ほどの比較的軽い経過で終わり、後遺症が残ることもありません。