急性胃腸炎の発症原因の紹介

急性胃腸炎とは、嘔吐や下痢といった症状が急性に発症する病気です。また、急性胃腸炎の多くは感染性胃腸炎で、その原因はウイルスと細菌によるものだと言われています。細菌による急性胃腸炎の中でも、病原体に汚染された食べ物が原因であれば食中毒となりますが、感染性胃腸炎ではウイルスによるものが圧倒的に多いとされています。ひとくちに急性胃腸炎といっても原因はさまざまですが、これから急性胃腸炎の原因をめぐり説明いたします。

1.ストレス

日頃のストレスは、身体のいろいろな症状となって現れることがありますが、特に胃腸はストレスによってトラブルを起こしやすいと言われています。ストレスが原因で起こる胃腸炎を「ストレス性胃腸炎」と呼ばれることもあり、これは急性胃腸炎と同様に激しい下痢や嘔吐・腹痛・発熱・倦怠感などが主な症状となります。

これは胃腸の働きが自律神経によってコントロールされているためです。人は強いストレスにさらされると、脳が刺激されて、その刺激が自律神経のバランスを崩し、胃腸の働きにも乱れが生じるのだそうです。

2.ウイルス

ウイルスが原因で起こる胃腸炎は、おもに冬場に多く見られ、乳幼児の場合の下痢・嘔吐症の約8割を占めると言われています。いわゆる「お腹の風邪」などと言われるのがウイルスによる急性胃腸炎です。突然吐いたり、水のような下痢を起こしたら、ウイルス性急性胃腸炎が疑われます。

ウイルスに感染すると、腸の表面で炎症が起こり、水分は電解質の吸収がきちんとできなくなります。症状は突然の嘔吐が1~2日ほど続いた後、水のようなすっぱい匂いの下痢が続きます。脱水症状を起こさないよに吐き気止めの薬で吐き気をコントロールして、水分補給を行うようにするとのことです。

3.食べ物や飲料水の汚染

細菌やウイルスで汚染された食べ物や飲料水から感染が広がることもあります。どんな食品でも加熱調理や殺菌が不十分なままだと汚染されている可能性があり、胃腸炎の原因となることがあるそうです。時には泳いだ川などの水が汚染されていたり、旅行先の飲み水が汚染されているなど、思いがけないことで感染することもあるのです。

4.細菌

肉類や魚介類に含まれる細菌によって発熱や腹痛、血便などを起こす急性胃腸炎もあります。十分に加熱調理されていないときや、調理に携わったものの手洗い不足などが原因と考えられます。外食や持ち帰りの惣菜や弁当などで感染することが多いようです。

細菌に感染すると腸の粘膜に侵入し、炎症を引き起こすそうです。発熱・腹痛・血便などが見られ、病原性大腸菌が原因の場合には、血尿や肝機能障害・意識障害を引き起こすことさえあるそうです。

急性胃腸炎の多くがウイルス性の胃腸炎です。例えば黄色ブドウ球菌のエンテロトキシンによる食中毒は、症状がウイルス性腸炎と極めて類似するため、急性胃腸炎と診断される可能性がある。こちらは急性胃腸炎の感染経路,急性胃腸炎の原因,急性胃腸炎の治療など情報ご紹介いたします。