急性胃腸炎の症状は?

急性胃腸炎とは、下痢や嘔吐といった症状が急性に発症する病気です。また、急性胃腸炎の多くは感染性胃腸炎で、その原因はウイルスと細菌によるものだと考えられています。細菌による急性胃腸炎の中でも、病原体に汚染された食べ物が原因であれば食中毒となりますが、感染性胃腸炎ではウイルスによるものが非常に多いとされています。それに対し、原因が不明な急性胃腸炎が起こることも少なくはありません。

では、急性胃腸炎とは一体どのような症状があるのしょうか?次に紹介します。

1.腹痛

消化管が収縮することにより、腹痛が起こることがあります。1回の痛みが続くのは15分以内のことが多いそうですが、ひどい場合では大人でもその場にうずくまってしまうくらいの腹痛が繰り返されます。冷たい食べ物や飲み物を摂取すると、その刺激で腸のぜん動運動が始まって腹痛が起こる場合もあるとのことです。

2.嘔吐

嘔吐と腹痛が同時期に起こるので、発症当初はかなり辛いようです。原因がウイルスによるウイルス性胃腸炎の場合は、嘔吐は大体12時間ほどで治まるので、24時間以上続くことはほとんどないそうです。通常は胃の中身が無くなると吐き気が治まります。嘔吐症状が強くで脱水が心配される場合には、病院を受診して点滴が必要な場合もあります。吐き気止めの座薬を処方されることも多いそうです。

3.下痢

急性胃腸炎の症状では、嘔吐と同時に下痢が始まることもあります。どちらも身体から病気の原因となるウイルスや細菌を追い出そうとする働きです。特に下痢止めは使用しても治るまでの期間に変わりはなく、病原体がいつまでも体に留まってしまうことになるので、脱水に注意して水分補給しながら下痢は止めない方が回復を早めるとのことです。下痢の回数と病気の重症度は無関係と言われ、ウイルス性胃腸炎では一般的に3~4日程度で落ち着くことが多く、長くても1週間ほどのようです。

4.発熱

ウイルスや細菌が原因の場合には感染症であるので、発熱することも多いそうです。ウイルス性の胃腸炎は軽い発熱であることが多いようですが、細菌性の胃腸炎では38度以上の高熱が数日~1週間以上続くものもあるとのことです。

5.倦怠感

急性胃腸炎は、急激に下痢や嘔吐を起す病気で、しかも水のような下痢が1日に何度も続き、嘔吐で食事も取れないほどの場合も多くあります。下痢や嘔吐で水分が失うことに加えて、水分を飲むこともできないので、注意が必要なのが脱水症状です。脱水症状を起こすと、倦怠感を感じることがあります。全身倦怠感が強い時やぐったりしているときなどは脱水症状を起している可能性があると考えられます。また、細菌性胃腸炎などでは高熱が出ることもありますので、発熱による倦怠感が起こる場合もあるそうです。

急性胃腸炎の多くがウイルス性の胃腸炎です。例えば黄色ブドウ球菌のエンテロトキシンによる食中毒は、症状がウイルス性腸炎と極めて類似するため、急性胃腸炎と診断される可能性がある。こちらは急性胃腸炎の感染経路,急性胃腸炎の原因,急性胃腸炎の治療など情報ご紹介いたします。